「知らないと恥をかく 世界の大問題7 池上彰」を読んだ感想書くよ

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こんにちは、次郎作こと布施田泰之です。

今日は朝から1冊の本を読んだので紹介します。

知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義 (角川新書)

「知らないと恥をかく 世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝国主義」池上彰

 

 

”過去の歴史を知れば、現在がよく見えてくる”

 

池上彰は、よく学生にそう言って物事を解説するそうです。

そして、本書はその意味がよく分かる内容となっています。

 

世界を読み解くために必要な歴史や知識を、これでもかというくらい易しく噛み砕いて説明してくれます。

 

世界各国で起こるテロや、自称イスラム国の台頭や、中東事情を知るためには欠かせない宗教の知識も、最低限はここで学ぶことが出来ます。

 

自称イスラム国とアメリカによるイラク攻撃の関係や、

高騰していた原油価格が急暴落した理由、

世界の警察官だったアメリカが自国で精一杯になった現在に、世界各地で起こっている帝国主義の動き、

この1年で顕在化した世界の動きを、これまでの歴史を踏まえて説明してくれて、

しかも読んでみると確かに、

「これを知らずに世界のニュースをみていたと考えると、お恥ずかしい」

と感じざる得ないです。

 

例えば、昔聴いてびっくりしたニュースがありました。

「フランスで学校にイスラムの女教徒がスカーフを着用してくることを禁じる法律が施行された」

今まで知っていた自由の概念や、宗教の自由の考え方では理解できませんでした。

 

しかし、フランスが移民を受け入れる代わりに徹底的な同化政策を課していることや、

フランス革命で民衆が聖教者を追放したことに知られるように、政教分離を徹底していること、

また公立の学校にはキリスト教の十字架であっても宗教のシンボルを持ち込むことは禁止されていること、

などまで本書で知って初めて、

やっとあの時のニュースの本質がみえた気がしました。

 

確かに、知るべき歴史や知識を知って初めて現在の出来事をより理解できる、

ということを思い知らされる1冊です。

 

おすすめの1冊です、3~4時間で読破できます。

是非手に取ってみてください。

 

 

 

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”物事を知るべき人が知らないのは犯罪的だと思ってしまいます”

あとがきの一文ですが、ドキッとしてしまいました。

 

社会人となったいま、

僕たちはすでに「知るべき人」なのかもしれません。

 

 

 

↓5,6も読んできています。

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題6」の感想とオススメする理由

 

↓土日はカフェに籠ってますよ!

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